「世界の自然を愛し、世界の街を愛し、世界の人々と交流する」  Global Communication Travel (GCトラベル)


 
 
「世界の自然を愛し、世界の街を愛し、世界の人々と交流する」をモットーとし、テーマのあるオリジナル旅行をご提案しています。ベルリンの壁崩壊後、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、チェコ、スロバキア、クロアチア等かつての東欧圏の伝統的な街並みが大きく変化しています。ポーランドをはじめ、当該地へお出掛けの方はぜひお問い合わせ下さい。スタッフ一同心よりお待ちしております。

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 「バルトのパリ」 ラトヴィア共和国・首都リーガ


ラトヴィアは、エストニア、リトアニアとともにバルト3国と呼ばれ、1991年にソ連から独立、去年2004年にEUに加盟した北ヨーロッパの小国です。首都の リーガは、 バルト三国のちょうど中心に位置し、地理的、歴史的、そして経済的にも、バルト三国の他都市をリードする存在です。

バルト海に面し、ダウガヴァ川を挟んで、歴史的な赴きのある旧市街と、斬新な新市街が広がっています。人口は100万人以上、さらに毎年ヨーロッパをはじめ世界中からの大勢の観光客でにぎわいます。 リーガはドイツ語風読みで、ラトヴィア語では「リーガ」と呼ばれています。



リーガの街の歴史

リーガの街の歴史は、1201年ブレーメンの僧正アルベルトが上陸し、領土を占有してドイツ騎士団の根拠地としたことから始まりました。1282年にはハンザ同盟に加盟し、この時代に教会や商家など街の基礎が作られました。そのため リーガの旧市街の街並みには、中世ドイツの商業都市の特徴がよく出ており、「ドイツよりもドイツらしい都市」 との評判があります。

その後スウェーデン領、ポーランド領を経て18世紀になると帝政ロシア支配下に入ると、サンクトペテルブルグ、モスクワに次ぐ第三の都市として栄え、ユーゲントシュティール建築の新市街などが築かれました。1997年、ユネスコの世界遺産に指定されています。


 




このような複雑な歴史から、リーガの街には、ロマネスクからバロック、ユーゲントシュティール建築に至るまで様々な建築様式が集合しており、街全体がさながら巨大な建築博物館のようになっています。1997年にはユネスコの世界遺産に指定されています。

また旧ソ連の一員であった歴史から、現在は首都リーガの人口の半数近くがロシア人です。そのためリーガの街中ではロシア語をかなり頻繁に耳にしますし、駅の案内や道路標識なども、ラトヴィア語とロシア語の2ヶ国語で表記されています。したがってラトヴィア人はロシア語をよく理解しますが、ラトヴィア人に話しかけるときは、ロシア語よりも、英語で話しかけたほうが喜ばれます。



   


 
  リーガの見所





リーガ大聖堂


1211年から建設され、その後修復が重ねられて、今日の姿になりました。そのため、ロマネスクからバロックにいたる様々な建築様式が混在しています。 見所はリーガの歴史を描いたステンドグラスで、「ティゼンハウゼン一家と聖母マリア」、「アルベルト僧正による大聖堂の創設」「1525年リーガ市長に信仰の自由の宣告書を渡すリヴォニア騎士団長プレッテンベルグ」、「1621年のスウェーデン王グスタフIIアドルフを迎える大聖堂前のセレモニー」などのシーンが描かれています。またこの大聖堂のパイプオルガンも、16世紀に起源する歴史のあるものです。現在は教会としての活動の他、コンサートホールや博物館としても利用されています。


 
三人兄弟の家

リーガに中世からある住居で、旧市街の北側、マザーピルス通りに、兄弟のように3棟並んでいることからその名があります。それぞれ別の時代に立てられたもので、建築様式の古い順に右から17番地の「長兄」、19番地の「次兄」、21番地の「弟」と並んでいます。17番地の「長兄」は リーガに現存する最も古い民家で(15世紀)、リーガの運河が移動し、地下水面が変化したため、かなり傾いています。黄色い建物の「次兄」の時代は、窓税がなくなったため「兄」に比べて窓の大きい見栄えのする造りですが、(17世紀)その後「弟」の時代になると、今度は「間口税」が課せられたため、間口の狭い窮屈な作りになっています。現在19番地の建物が建築博物館となっており、中世の住宅の構造がよくわかります。




 
スウェーデン門

リーガに唯一中世から残る城門が、このスウェーデン門です。1698年に建築され、当時向かい側の兵舎にすんでいたスウェーデン兵がたびたび利用していたことからこの名が付きました。この門にも、中世らしい悲しい伝説があります。昔、 リーガの住民は外国人と会うのを禁止されていましたが、一人のリーガの少女がスウェーデン兵と恋におち、この門でひそかに会うようになりました。しかしややがて少女は捕らえられ、罰として、門の内側に塗りこめられてしまいました。それ以来、ここを真夜中に通ると、娘のすすりなきが聞こえる、といわれているそうです。



スウェーデン軍の旧兵舎


 

現在はお土産もの屋さんなどになっています。

 


 


 ヤナ・セータ 
中世から残る城壁の一部と中庭

リーガ城

聖ペトロ教会
塔は展望台になっていて、
リーガの市街を一望できます。

 

   猫の家


 


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